梅雨の晴れ間、初夏の風に、キバナコスモスにも似た黄色い花が揺れている。花の名は「オオキンケイギク(大金鶏菊)」。兵庫県丹波篠山市内でも、道路脇や土手に群生し、田園地帯を彩っているが、生態系に影響を及ぼす「特定外来生物」の一つだ。
驚異の繁殖力で食い荒らす外来カミキリ 果樹王国・和歌山が駆除に本腰
大繁殖しバラ科の樹木を枯死させる恐れのある特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」駆除に向け、果樹王国・和歌山県が本格的な研究に着手した。環境省の許可を得て今年3月、専用の屋外実験室を果樹生産地にある研究所内に開設。成虫が活動を始める6月ごろから農薬の有効性や防護資材の効果を検証していく計画だ。こうした専用の実験施設は全国的にも珍しいといい、県の担当者は「バラ科の果樹を守るため対策方法を確立したい」としている。(前川康二)
